下り：４５−７５ｄＢｕ

　上り：最大１１８ｄＢｕ

ここで、注意するのはこのレベルはデジタルＱＡＭ変調のため

アナログ信号測定のようにはいきません。

スペアナでは測定値に１５ｄＢくらい加えたものが実際の信号

レベルとなります。

ＬＡＮ信号はＴＶ信号より１０ｄＢ低く設定しているため、

下りレベルはＴＶ信号で５５−８５ｄＢｕとなります。

チェッカーで確認する際は、これを目安にすると良いでしょう。

下りＴＶ信号が８５ｄＢを超える場合は、ＬＡＮが確立しないのは

もとより、ＴＶとしてもサチってしまうので、わかると思いますが。

この場合、ＡＴＴを入れますが、上り信号も削ってしまうことにも

御注意ください。

ケーブルモデムの上りレベル送出レベルは、タップオフ結合など

伝送経路によって異なりますが、経験上、戸建住宅の場合、ＣＭＳ

表示で９０ｄＢくらいが標準です。

ＣＭＳ表示で確認し、９０ｄＢから大きく外れている場合は、接触

不良による上り損失増大または、増幅器の調整不足が要因として

考えられます。